投稿日: 2016年05月31日 / 最終更新日: 2019年04月24日

『オウンドメディア』とは

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最近、「オウンドメディア」という言葉をマーケティグ手法などで見聞きする事が増えた人も多いのではないでしょうか?

本記事では、「オウンドメディアとはそもそも何なのか」「オウンドメディアが注目される理由」「オウンドメディアの事例」等をご紹介させてただきます。

オウンドメディアとは?

直訳すると、オウンドメディアとは、「所有媒体」のことです。

広義では、オウンドメディア(Owned Media)とは、自社が所有する(Owned)するメディアのことを意味します。例えば、自社ホームページや、自社公式ホームページ、公式SNSアカウント(フェイスブック・ツイッター・インスタグラム等)等です。
さらに、狭義では、企業が運営するウェブマガジンやブログ等がオウンドメディアと呼ばれています。
日本では、一般的には後者の狭義で使われており、企業が運営しているウェブマガジンを示すことが多いです。

注目されるオウンドメディアとは、さらに詳しくいうと一体何なのか、またどのような効果があり、実際、企業でどのように活用されているのかということをご紹介します。

オウンドメディアのトレンド

オウンドメディア普及の歴史

オウンドメディアが注目を浴びるようになったのは、SNS(フェイスブック・ツイッター・インスタグラム等)が普及したことが影響しています。
SNSが普及し、たくさんの消費者・企業が利用するようになりました。それをビジネスに活用しようと「ソーシャルメディアマーケティング」と呼ばれるブームが起きたのです。
しかしながら、その後、ソーシャルメディアだけでは自社のビジネス成果が繋がりにくいことが判明するようになり、自社のウェブサイトをコンテンツメディア化し、検索エンジン(SEO)やSNSへの対策も併せて運用していく手法が登場したのです。
これがオウンドメディアが広く普及してきた歴史です。

オウンドメディアに関連「トリプルメディア」

オウンドメディアに関連して必ず出てくるキーワードが「トリプルメディア」です。トリプルメディアとは、「オウンドメディア」をはじめ、「ペイドメディア」「アーンドメディア」の3つのことです。

簡単に説明すると、ペイドメディアとは、「Paid(ペイド)」、つまり、広告費を払うメディアのことで、CMや新聞広告、チラシやネット広告が挙げられます。

アーンドメディアとは、「Earned(アーンド)」、つまり、SNSなど自然拡散するメディアのことを指します。例を挙げると、SNSやテレビ番組やキュレーションサイト(まとめサイト)がそれに当たります。

この3つを組み合わせて使いこなすことが大事な考え方です。

今、オウンドメディアが 悩める企業を救う。

出典:今、オウンドメディアが 悩める企業を救う。

 

オウンドメディアが注目される理由は?

オウンドメディアがなぜ今注目されているのかというと、その背景にはいくつかの要因があると考えられています。

市場環境の変化に伴い、オウンドメディアの重要性が増加

情報過多 検索アルゴリズムの変化
人々の処理可能情報量を大きく超える情報過多の時代。一方的に情報を”届ける”広告は限界に近づきつつあり、消費者に”見つけてもらう”マーケティング手法に注目集まる。 「より良いコンテンツを、より多くの人に届ける」という思想のもとGoogle検索アルゴリズムの改良を重ねており、より良質なコンテンツを作ることの重要性が高まっている。
コンテンツの流動化 メディア環境の変化
TwitterやFacebookなどのフロー型のソーシャルメディアだけでは、せっかく制作したコンテンツが資産化しないため、自社サイトでコンテンツを蓄積する傾向が強まっている。
また、自社サイトで蓄積した質の高いコンテンツでバイラルさせる手法が定着してきている。
情報取得のデバイスとしてPCからスマートフォンへと移行。スマホやタブレットの利用時間で最も割合が高いのが「暇つぶし(20%)」で、ニュースなどの積極的な理由も含めれば、40%以上がコンテンツに時間を消費している。受動的な顧客へのリーチとしてスマホコンテンツでのアプローチの傾向が高まっている。
出典をもとに作成:いまさら聞けないオウンドメディアの定義。サイト立ち上げ前に知っておきたい基本とは? #01

上記に上げられるような変化とその対応策としてオウンドメディアが注目を集めているのです。

オウンドメディアの役割

また、オウンドメディアのサイトを開設する役割としては大きく

  1. 製品・サービスの周知を狙い、初回接触をさせるため
  2. 製品・サービスに加えて企業を好きになってもらうため

が主に上げられます。

「製品・サービスの周知を狙い、初回接触をさせるため」という点ではペイドメディアも該当しますが、オウンドメディアを運用しそのサイト内での集客力を高くする事で、自社で運用することによりその広告費や販促費用を抑える事が出来たり、好意的・定期的に読んでもらえるユーザーをファン化することができます。

企業での導入事例

オウンドメディアを上手に活用している企業の事例をご紹介します。

Cybozu(サイボウズ)|IT

出典:サイボウズ式新しい価値を生み出すチームのメディア

サイボウズ株式会社(Cybozu, Inc.)は、離れた場所、異なる時間でも情報共有を可能とし、チームワークを向上させるグループウェアを提供しています。学生やNPO、在宅医療などの少人数プロジェクトからグローバルに拠点をもつ大企業まで、多様なキーむに製品・サービスを利用していただいてます。近年はソフトウェアのライセンス販売に加え、サーバーやセキュリティなどの運用環境も提供するクラウドサービスを展開しています。

引用:会社概要資料

サイボウスのオウンドメディアでは、会社・組織・働き方からライフスタイルに到るまで幅広く取り入れています。インタビュー記事も多く、セリフのように記述されているのでより読みやすく、親近感を感じるのも人気のポイントのようです。

ORIENTAL KITCHIN(オリエンタル キッチン)|飲食


出典:オリエンタルキッチン・イタリアーナ 食の専門家によるオウンドメディア!

株式会社フェンシーフーズが運営するオウンドメディアです。

株式会社ファンシーフーズは、飲食店&食材コンサルティングに加え、昨年末に飲食店を譲受し飲食店経営を事業化致しました。本格的な飲食店経営を目指す目的で、これまでのオウンドメディアに加えて公式ホームページをオープンいたしました。

引用:ファンシーフーズ:ブログ

サイト内には、食の専門家よるブログが豊富にあり、食と健康へのこだわりが強い企業の印象がよく伝わってきます。

watashi+(ワタシプラス)|美容

出典:Watashi+(ワタシプラス)美容の情報

株式会社資生堂が運営するオウンドメディアで最新トレンドやハウツー記事、お肌のチェックなどキレイに役立つ美容の情報が豊富に掲載されています。

商品カタログやオンラインショップ、店舗検索などの消費者にあった新商品・サービスに導くコンテンツを発信しています。

私たちは100年先も輝きつづけ、世界中の多様な人たちから信頼される企業になるべく、
新・企業理念The Shiseido Philosophyを定義しました。
私たちは国・地域・組織・ブランドを問わず、The Shiseido Philosophyを常によりどころとして、
世界で勝てる日本発のグローバルビューティーカンパニーを目指します。

引用:株式会社 資生堂 企業理念

オウンドメディアの始め方

目的を決める|企画

まずは、どのような目的でオウンドメディアを運営していきたいのか企画の方針を決めることです。

オウンドメディアを運営する目的は大きく分けて3つあります。

  1. 販促
  2. 採用(新卒採用・中途採用)
  3. 企業ブランディング

目的が決まらないまま、始めてしまうと失敗に終わってしまうと言っても過言ではありません。戦略的なサイトの構築で継続的していくことが大切になります。

また、クオリティも大切です。自社にしかない視点や考察を交えた記事を作成していきましょう。

自社にしかできない記事と言っても、目的や企業イメージに追っているかどうか、不適切な表現がないか、充実した質になっているかなどしっかり企画と体制を整えることをおすすめします。

ターゲット・ペルソナを決める

ターゲットとは、ユーザー層のざっくりした範囲や枠組みのことですが、ペルソナとは、より詳細にターゲットユーザーの人物像などの具体的に設定することです。例えば、性別、年齢、趣味などがそれに当たります。

ペルソナまでしっかり決めて置くことで、メディアの方向性を決めやすくなり、関係者や担当者も同じイメージを抱けるためスムーズな運用が可能になります。

制作・運営方法を決める

政策や運営方法を決めるとは、運営を外注するか自社で政策や運営するかを決めるということです。

オウンドメディアのコンサルティング業者を利用している企業も多数あります。オウンドメディアを運営していくには、長期的なコミットが重要ですので、ノウハウを持っている人材が必要となります。

そこで、部分的に業者に依頼し運営していくという方法もあります。

まとめ

オウンドメディアを成功させるには、継続的かつ長期的な運営が必要になりますが、成功すれば、自社の財産となることは間違いないでしょう。自社のサービスや製品などへの導線、ブランディング化、ファン化を目指し、集客や売上アップを目指していきましょう。

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