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店舗運営者必見!とっても簡単!スタンプカード活用術

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  • hatena

来店促進のために昔から変わらず用いられている手段として、スタンプカードがあります。お店によって、内容はさまざまです。今回は、そんなスタンプカードの中からちょっとした工夫をすることで高い効果をあげている施策例をいくつかご紹介します。

スタンプカード活用術1:クーポンカード

スタンプカードには、お店によって特典や付与方法、期限など施策の内容は様々あります。クーポンカード、ランクアップカード、短期カード、スタンプラリーカードの4つに分けて紹介します。

1つ目はクーポンカードです。

「クーポンカード」

王将
例:来店毎にドリンク1杯無料サービス

毎回来店する度に何かしらの特典を提供する、カードを持つこと自体にインセンティブを与えるのが、「クーポンカード」です。「次もこの特典をつかってみよう」と思ってもらえるため、リピーターや常連客をつくることが見込めます。来店の頻度を高めるために、適切な有効期限を設定するという方法もあります。

また例のようにドリンクをサービスすることで、ドリンクをサービスすることでメインメニューだけでなく、サイドメニューも注文しようというお客様も一定の割合で出てきます。つまり、客単価が高いまま、多様なメニューのファンになってもらえる可能性を生むのである。

但しこの場合、全員に同じように提供してしまうと、来店回数や購入金額など、店舗への貢献度に対する還元としては不公平感が出てしまいます。そこで取られている施策が次の「ランクアップカード」です。

スタンプカード活用術2:ランクアップカード

2つ目はランクアップカードです。クーポンカードに欠ける常連客にインセンティブつけるサービスです。

「ランクアップカード」

ランクアップカード
例:ノーマル・・・来店時にドリンク1杯プレゼント

プラチナ・・・来店時に焼きトン or おでん一皿プレゼント
ゴールド・・・おでん盛り合わせプレゼント

など、来店回数に応じてカードの色が変わるなど、特典の内容もグレードアップしていくというものです。このランクアップカードの場合、高いランクのカードを持つことに対して優越感をいかに感じさせられるか、特典の内容に特別感を演出することとともに、カード自体の高級感や洗練性が重要です。

より常連客に来店頻度を上げてもらうため、期間内に「〇〇回行かなければ、ランクアップできない」といったルールを設ける場合もあります。

スタンプカード活用術3:短期カード

3つ目の活用術は、短期カードです。まずは例を見てみましょう。


例:1週間以内に4回ご来店されたお客様は1食分のタダ券プレゼント

短期カードは、短期間で還元を与えるカードです。喫茶店や弁当屋など、毎日通われるお店・回転率が高いお店などではこういった短期カードがお客様の来店の習慣化を促進することをねらいとしています。例のように、4回来店で一食分が無料になる場合、短期的に5回来店してもらえます。

習慣化・認知度の向上が見込めます。また、5回の来店でどのようなメニューやサービスがあることを知り、1つでもファンになるようなメニューやサービスがあれば、リピーターになってもらえる可能性があります。

このため、結果として中期の売上アップにつながります。短期カードは1つのお店で短期間に複数回来てもらう必要がありますが、チェーン店などでは、店舗横断でスタンプラリーを行っているところも多くあります。

スタンプカード活用術4:スタンプラリー

スタンプラリーカード
例:キャンペーン期間に対象店舗3店舗を回ると特典プレゼント

普段通ってもらっているお店から、同系列の違うお店に送客することで、グループとしてお客様の囲い込みを促進することができます。スタンプラリーカードの場合、ほかにも多様なバリエーションがあります。

・集客イベントにスタンプラリーカードを取り入れる
・大規模商業施設内のスタンプラリーカードをつくる
・地域としてスタンプラリーカードをつくる

紙媒体でなく、デジタルのスタンプラリーという方法もあります。紙媒体の場合、日付を書き込んだり、スタンプを押していくことが一般的です。デジタルではよりハイクオリティのスタンプを押すことができます。

店舗運営者必見!とっても簡単!スタンプカード活用術のまとめ

同じスタンプカードでも、ちょっとした工夫と目的やねらいを意識して内容を決めていくことによって高い効果が期待できます。魅力的な仕組みを作る事が大事ですが、それを意識してしまうがあまり複雑にしてしまうと使いづらいと思われてかえってお客様の不満が高まってしまいます。

お店とお客様の特性をよく理解した上で、特典内容、付与方法、期間などをキチンと設定することで、スタンプカードは初めてその真価を発揮します。また、紙媒体に限らずアプリケーションなどで、デジタル媒体でもスタンプカードを取り入れると有効でしょう。

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